暑さが和らいで、さて街歩きだ!
と気持ちは前向き。
でも、30年来心療内科に通っている人はどうだと思いますか?
気持ちは前向きなのです。
でも、身体が動かない。
急に得体の知れない何かが襲ってくるのです。
不安感というような、何とも言えないモノが。
夜も寝付けない。
地面に墜落しそうな飛行機のような気持ちの低空飛行。
やる気が出ない。
まあ、夏から秋への移行時期、そして、冬から夏への移行時期。
交感神経と副交感神経が交代する朝と夕方のようなこの時期は、毎年のことですけど。
頭では理解しているのです。
そうです、目を閉じて、呼吸そゆっくり。
そして、いつもの呪文。
気持ちが落ちいてくる。
手がだんだん重くなっていく。
足が重たくなっていく。
きもちがゆったりしてくる。
手が温かい。足が温かい。
30年以上前は心療内科とかメンタルクリニックなどメジャーではなかったです。
身体の不調。でもクリニックでは異常なし。
やっと見つけた先生。
もう30年以上の付き合いになってしまいました。
「治そうと思わないで、上手く付き合っていきましょう。」
ある意味、弱い自分を知ることができてよかったと思っています。
人の痛みを感じることが出来る様になりました。
そして人に優しくなれました。
人には一人ひとりの思いを抱いて日々を生きているんですよね。
2022年10月5日(水)