崖地の上、二等三角点「田端」

国土地理院の基準点成果閲覧サービスによると「処置保留」ということから、三角点が無くなっているかもと思いながらの訪問であった。


存在への疑問のみならず、私立の女子校。敷地から覗くことだけでも犯罪者扱いされるのではないかと不安の中の訪問。


最寄駅は、田端駅としておこう。

田端駅の北口改札を出て、駅前広場の前の道を左方向に進むと道路の上に橋がある。

上の橋があるところがもともとの地盤面であり、この道路は、地盤を開削して造ったと思われる。

周知の通り、上野駅から東十条駅までの線路は舌状台地の崖の下に沿って走っており、田端駅も同様に崖下にある。目的地は崖の上、台地の面にある。


道路の上の橋まで登る。つまり舌状台地上に登るのである。橋というか道路を右方向(赤羽駅方向)に進む。しばらく歩くと下を山手線の電車が通る。(ちなみにこの山手線は崖下から池袋方面に向かうために開削して作られている。当初はトンネルがあった。山手線の内回りに乗っているとトンネルの入り口の形跡を現在でも見ることが出来る。)

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国土地理院地理空間情報ライブラリーからの地理院地図を加工

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の地理院タイル(数値地図2500(土地条件))、地理院タイル(数値地図5000(土地利用))及び地理院タイル(土地利用図)を複製したものである。(承認番号 令元情複、第197号)

 

さらに進むと、道路の幅が広くなる。(将来は、王子の飛鳥山から田端駅の高台の方に広い道路が出来るはずである。)

さらに進むと、左手に女子聖学院高校が現れる。高校の前の歩道を進み、高校の敷地の終わりのところに細い道路がある。

そこを左折する。1分くらい進む。

右手にはファミール駒込という立派なマンションがある。二等三角点があるとしたら、このマンションの前あたりの高校の敷地内にである。

 


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二等三角点があるのか、あっても見ることが出来るか疑心であった。
結果、敷地の外の道路上から見れる位置にあった。

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大きな木の脇に、4本の石柱に囲まれて。
残念ながら、三角点の石柱を間近に見ることは叶わない。学校の許可が無ければ立ち入れないのでやむを得ない。

が、存在を確認することが出来ただけでも嬉しく感じられた。
大木の脇にあるということは、大木の根が、何かの影響を三角点に与えているのだろうか。と、処置保留の理由を浅い思いを巡らしてきた。

 

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女子校の敷地内という場所が場所だけに、不審者として通報されるのではとの不安もあり、写真を数枚とって早々に退散することした。

思いを巡らす余裕は無かった。

 

二等三角点「田端」【処置保留】 

北区中里3丁目-12 (女子聖学院中学校・高等学校 敷地内)
訪問日:2019/05/03(金)祝日