AIとカラー化でよみがえる戦前・戦争

Twitterで目にとまって、関心を持ちました。

つぶやいていたのは、渡邉英徳さん。

twitter.com

 

戦前、戦中に撮影された白黒写真をカラー化しているのです。

早速、本を購入しました。

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カラー化された映像は、生き生きとした生活が蘇って来ています。

白黒写真をカラー化する作業というのは大変だということも初めて知りました。

単にAIで、ちょちょっと出来のではないんです!

下の紹介ページもご覧ください。

prtimes.jp

 

著者の了解もいただきましたので、何枚か本に載っているページを紹介します。

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この時代に生きた人の姿が強く感じられます。

また、戦争の写真や原爆の被災後の広島の写真もあります。

言葉でうまく言えませんが、喜怒哀楽が伝わってきました。

 

この時期、広島と長崎のニュースを見て、「またか、もう飽き飽きするよ」と言うような言葉も耳にする事があります。

確かに悲惨なことから目をそらしたくなる気持ちはわかります。

でも、私たちは悲惨な時代に生きた人を知ることによって、現在の平和な時代の貴重さを知る事ができるのだと思います。

そして、私たちは伝えていくことも大切だと思います。

 

この白黒写真をカラー化することで、その時代に生きた人々をよみがえらせた、渡邉さん、ありがとうございました。

 

皆さんも、ぜひ手にして見てください。

少なくとも、私にとっては大切な蔵書の一つになりました。

 

2020年8月10日