先日、『戦場のメリークリスマス』を観ました。
この映画も私が学生の時に観た映画です。
今回、4K修復版ということで上映されています。
ストーリーは完全に忘れていました。
でもストーリーよりも、戦場という場での日本人と欧米人の人間性を描いた映画(と思うのですが)です。
一人ひとりが過去を背負って今を生きている。
それぞれの思いが交錯して人と交わっている。
対する人のその背景を知るわけでもない。
人間の意思疎通の難しさ。
でも、言葉では現されなくても何か通じるものがある。
人間って不思議な生物ですね。
今は天国にいるデヴィッド・ボウイさん、それに坂本龍一さん、たけしさん、トム・コンティさん、他の人も若いです。
加えて坂本龍一さんの音楽。
やっぱり、心に響く映画でした。
多様性の必要が叫ばれている現在。
いつの時代も同じですよね。
自分と同じ思想や感覚が全て正しいと思ってしまう驕り。
違いを認めることから、お互いの理解がはじまるのではないでしょうか。
ということで最後までお付き合い頂きありがとうございました。