街づくり

今日は、あるエリアの街づくり協議会に特別参加させて頂きました。


都市公園での社会実験の実施についての行政との意見交換会でした。
今日の説明の社会実験は、実際にやってみてその反応を把握して将来の都市公園の整備に資するという、本来の社会実験です。

それも素晴らしいのですが、街づくり協議会がとても素晴らしいです。自分たちの地域を自分たちで本当に真剣に考えて議論しているのです。

 

行政がコンサル会社に発注し、サウンディング調査を行う。でも、本当に地域の方がどれだけ参画しているのかと思うこともあります。

 


大企業が収益第一にPark-PFIに取組み、公園が商業施設になって行く。まあ、それを否定はしません。

でも、そのエリアの歴史の積み重ねや地形・自然環境などの財産を活かしているのだろかなどとも思ってしまします。

 


それと、意見の吸い上げにおいて、「あえてアナログ」もあるのかと思いました。

意見を求めるのにQRコードを読み込んで、書き込んでもらうって言うのが便利、簡単、低コストです。

コミュニティ形成・醸成とか人と人との繋がりを目的とする場合、あえてアナログもあるのかと思いました。

難しいですよ、複数の人が意見交換をするとキーパーソンの意見や多数の意見になびいてしまうことが多々あります。

でも、人の意見を否定しないという約束でのフリートークで新しい発見や気づきもあります。加えて、SNSなどの匿名性のデメリットもありません。

何より、人と人との繋がりがその時点で出来る点です。それで、「あえて、アナログ」もあるかと思った次第です。

 

長くなってしまいましたが、今度の土曜日は、この街づくり協議会の勉強会でお話しをさせていただきます。
新宿中央公園のPark-PFI事業「SHUKNOVA 」の開発経緯を例に魅力ある街づくりについて。

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私などが話ししなくて、このエリアの方々は魅力ある街づくりが出来ると、今日はあらためて認識しましたけど(笑)

2021年7月15日(木)

写真素材のピクスタ