私はパイナップルが大好きです。
冷蔵庫には必ずパイナップルが入ってます。
今年の春には台湾産のパイナップルがスーパーマーケットの店頭に並びましたね。
1個、500円とか600円とかでしたっけ?
ちょっとお高めですが、芯まで食べれると売り切れ続出でしたね。
下の写真のパイナップルはフィリピン産で300円前後で買うことが出来ます。
でも、台湾産やフィリピン産のパイナップルを食べようとして、この値段は安いと思います。
自分で飛行機に乗って食べに行くとしたらいくらかかりますか?!
現地の人が育てて収穫した果物を腐らないように運んで、店頭に並ぶのですよ。
その価格が1,000円もしないのですよ!
安いと思いませんか?
これが江戸時代だったら、10両とかしてもおかしくなかったと思います。
今の価格にすると100万円くらいですかね。
このシステムが現在なのです。
コロナ禍において、半導体不足で自動車の生産がストップしたなどのニュースが流れてました。
現在の私たちの生活は、細分化された多くの人やシステムの上に成立しているのですよね。
どれか一つのパーツが消えたり、動きが悪くなると、現在の価格では手に入らないのですよ。
最悪、価格の問題では無く、供給自体がされなくなるかも知れません。
現在の豊かな生活は、世界が密接に繋がって、微妙なバランスの上で成立していると言うことを改めてコロナ禍で感じました。
大好きなパイナップルを買えること、食べれること。
それは砂上の楼閣なのです。
周りのすべてに感謝ですね。
2021年11月26日(金)