前回は、都営北青山アパートの閉鎖された団地の様子を書きました。
南側はすでに再開発が済んでいます。
高層の住宅と下層部には商業など。
特筆すべき一つが、自然の小川のようなのが作られています。
かつて大名屋敷だった高台の地形を活かして、青山本来の豊かな自然を再生しています。
ここには、東京の土や草木が持ち込まれて作られたようです。
時間が経つと、土の中にいた生物の卵が孵化して小川に生息するようになるそうです。
竣工から1年ほど経ちましたが、もとからあったような小川になっていました。
特筆すべきことのもう一つが、エリアマネジメント団体を組織して、この緑地空間や公開広場などで街づくり活動を行うことになっている点です。
色々なイベントなどが行われいるようです。
ただ単に、建物を作って終わり、ではなく、その後の居住者や来街者などの生活を豊かにする活動が必要であると私は思います。
その意味でこの活動は注視していきたいと思います。
場所はここです。
円の北側が前回書いた、解体前の団地のところです。
円の南側が、今回書いた既に再開発されたエリアになります。
ということで、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
訪問日:2021年12月1日(水)
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