今回は千駄ヶ崎トンネル。
前回の千駄トンネルのUPトンネルとなるのかな。
小さな、小さな千駄トンネルと較べるとても大きいですね。
どんなトンネルかな
千駄ヶ崎トンネルは、金谷への東京湾フェリーで有名な久里浜港から、三浦海岸方面に行く道路にあります。
久里浜港からペリー通を南に行くとトンネルです。
トンネルを抜けると
海岸通り下っていくと正面に海が広がっています。
千葉の房総の山々が東京湾の向こうに見えてきます。
気持ちよくライドできるので、久里浜から三崎方面にはぜひこちらを使って欲しいな。
場所は
久里浜港前のペリー通りを南下します。
拡大すると、こうなります。
前回の千駄トンネルのUPトンネルですね。
航空写真
それでは移り変わりを見てみましょう。
まずは今。
1970年代には今とあまり変わらないかな。
でも1960年代はこのとおり。
わずか10年くらいで大きく市街化が進んだのがわかりますね。
横須賀市の人口の推移を調べてみると、
戦時中の1942年(昭和17年)は、35万人を超えています。
戦後は減少したものの、1962年(昭和37年)に30万人に回復します。
そして、1977年(昭和52年)には40万人を超えています。
急激に人の流入が起きていたのですね。
その後は人口の伸びは鈍化し、平成期は43万人程度で推移し、
2000年代からは減少がはじまっています。
三浦半島は東京からも比較的近く、わずかの間に大きく変化していたのですね。
2025年3月訪問
【トンネルデータ】
6 千駄ヶ崎トンネル
建設年度:1958年
延長:130.2m
幅:10m、 高さ:5.5m
※トンネルデータは、国土交通省 道路施設点検データベース 〜損傷マップ〜などより作成
※地図は地理院タイル(標高タイル(基盤地図情報数値標高モデル))を加工して作成