歴史の本に掲載される系図。
言われてみると男系の系図ですね。
この本は女系図の視点からの書です。
内容は、
蘇我氏や平家などの滅亡したと思われている血が続いていること、
通い婚、婿取婚の時代、男系よりも母の実家の力が出世などを左右するなど。
下って江戸時代の大奥では正妻は皇族・貴族ですがそれ以外は町民や下級武士の子女で外戚の影響を排除したなど。
考えてみると、DNA鑑定などない時代、誰のお腹から生まれたのかは明確ですよね。
男系図も本当かは分かりませんよね。
とても興味深い書でした。
最近はまだ少し寒いですけど、公園のベンチなどで本を読んでます。
なかなか、気持ちいいですよ。
ついでにもう一冊。
塩田武士さんの『騙し絵の牙』です。
塩田武士さんの作品は『罪の声』しか読んでいませんでした。
ちょっと、他の本も読んでみようかな。
もう直ぐ桜の季節ですね。
季節の変わり目の時期は精神が不安定になりがち。
本を読んで過ごしましょう。
2024年3月24日(日)