坂と谷の街、文京区の三角点

今回は、文京区の筑波大学附属中高の敷地内にある、三等三角点、「大塚」。

 

標高は、27.52mとこれまた高台にある。

 

 

坂と谷の街、文京区

 

東京23区全般に言えることだが、起伏が多い街である。

その中でも文京区は、はっきりとした起伏がある。

北西から南東に向けて、幾つもの舌状台地が伸びているのである。

 

下の地図は、標高0mから、5m刻みに高低差を表したものである。

舌状台地が面白いほどによく現れた。

 

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三角点「大塚」の場所が、⭕️のところである。標高27.52m。

文京区内は、標高30mもいかないほどの台地と5mほどの谷の繰り返しである。

 

三角点「大塚」を挟むように、地下鉄丸ノ内線有楽町線が走っている。

丸ノ内線は台地の尾根を、有楽町線は、谷地を走っているかのように見えなくもない。

ややコジツケ的であるが。

 

元々、東京の地下鉄は、都電(ちんちん電車)の路線を踏襲した感がある。

つまり、昔、都電が走っていた道路の下を地下鉄が走っていると考えることも出来るのではないか。

 

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下の図は、文京区内の主な道路である。

黄色で書いた道路が谷地を走っている道路である。

紫色で書いたのが、台地の尾根を走っている道路である。


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道路は、尾根か谷地を走っていることが多いが、文京区内の道路は典型的である。

谷地を走る、新目白通り音羽通り、千川通り、白山通り、不忍通り

台地の尾根を、目白通り、春日通り、中山道本郷通り

 

文京区を自転車で通り抜ける場合は、ちゃんと地形を頭に入れておかないと、坂の登り下りで

苦労することになる。

 

 

文教地域の文京区

 

文京区の特徴としては、大学などが沢山ある文教地区であること。

茗荷谷駅付近だけで、下の地図のように大学や高校などがある。

 

文京区は、本郷区小石川区の2つの区が一つになって、戦後に出来た区である。

下の地図は小石川区の一部に相当するエリアであるが、本郷エリアも同様である。

東京大学東洋大学など。

 

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三等三角点「大塚」

 

三等三角点「大塚」は、筑波大学附属高校の入り口の脇にある。

柵の緑地の中にひっそりととある。

こことお茶の水女子大学の間の道は、音羽通りから急な坂を登り、春日通りに出る手前である。

 

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三等三角点 「大塚」

文京区大塚1丁目9  筑波大学附属高校敷地内

訪問日:2019年9月15日(日)

このWebページで使用している地図は、国土地理院地理空間情報ライブラリーからの地理院地図を加工したものであ。なお、以下の承認も受けている。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の地理院タイル(数値地図2500(土地条件))、地理院タイル(数値地図5000(土地利用))及び地理院タイル(土地利用図)を複製したものである。(承認番号 令元情複、第197号)

 

 

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