高島平団地の前谷津川

「高島平✖️水路観察入門」に行って来た!と書きました。

ということで今回は前谷津川について少しだけ書きますね。

そうです!

読んで、ちょっと違うかなとか、こういう情報もあるよって方、教えてくださいね!

 

bullbull-musao.hatenablog.com

 

高島平の前谷津川

高島平団地の中を前谷津川が走っているのですね。

こんな感じです。

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(2021年9月撮影)

暗渠のが緑道化されているのですね。

桜の季節には、花が咲きほこり花見で多くの人が楽しんでいるとのこと。

 

前谷津川はどこを流れているの?

前谷津川が流れている場所はこんな感じです。

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下赤塚駅辺りから西に流れて、その後、北に進路を変えて新河岸川に合流しています。

5kmほどの川ですべて暗渠化されています。

徳丸辺りではこんな感じです。

緑道として大切にされているようですね。

昔の橋の親柱なども見つけられるかも知れませんよ。

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(すいません、2017年6月の写真です。今も変わらないかな?)

 

台地と谷の街、板橋

さて、この辺りには短い川がたくさん流れいます。

そして、暗渠化されています。

ということで、高低差地図を見てみましょう。

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上の地図と同じ場所です。

川の流れを想像してください。

一目瞭然ですよね。

また、ほかの川の流れも想像出来ますね。

ちょうど川越街道が尾根沿いに通っています。

川越街道の北辺りを始まりとして谷を流れ、高島平の平坦なところを走って新河岸川にたどり着いてます。

 

昔の様子から現在への変化

この高島平団地辺りは、昭和40年代に開発されたとこです。

その前は田んぼが広がっていたとのこと。

で、年代別の航空地図を並べてみますね。

これも上の地図と同じ場所です。

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戦後直ぐは、まだ田園風景が広がっていたのですね。

荒川の放水路が出来る前の荒川の名残りもよく残ってますよね。

左下を川越街道が通っているのが航空地図でも確認できます。

 

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40年程昔の航空地図です。

都営地下鉄三田線が開通し、高島平団地も整備されて都市化が進んでいます。

高島平団地以外にも都市化が進んでいるのがわかりますね。

東武東上線の周辺も開発が進み、川越街道の場所が分かりにくくなってますね。

 

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最後が2019年の航空地図です。

もう、公園以外は住宅街や倉庫などで埋め尽くされいますね。

 

東京の街の都市化に伴い、

小川が街から消えていってしまったのですね。

しょうがないのでしょうけど、

小川のある風景って街中に欲しいなと思います。

水辺、再生したいですね。

 

冒頭にも書きましたけど、「ちょっと違うよ」とか「こんな話しもあるよ」という情報ありましたら、教えてくださいね。

 

ということで最後までお付き合い頂きありがとうございました。

次は前谷津川を全部走ってみましょうかね。

 

2021年9月22日(水)

 

このWebページで使用している地図は、国土地理院地理空間情報ライブラリーからの地理院地図を加工したものである。なお、以下の承認も受けている。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の地理院タイル(数値地図2500(土地条件))、地理院タイル(数値地図5000(土地利用))及び地理院タイル(土地利用図)を複製したものである。(承認番号 令元情複、第197号)

 

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