光が丘公園近くの三角点「下土支田」

 

まずは、大江戸線の終点、光が丘。

 

ここは、昭和の時代から開発された町である。

 

f:id:BullBull-Musao:20190727165206j:image

 

その中に、都内、最大級の公園の光が丘公園がある。

野球場、テニスコートなどのスポーツ施設や広場、そして、多くの木々。

f:id:BullBull-Musao:20190723095638j:image

 

大平洋戦争の時代に、成増飛行場が作られた。

その後、アメリカ軍の家族宿舎グラントハイツとして利用されてきた。

ちなみに「グランド」ではなく、「グラントハイツ」。

語源は、大統領にもなった、グラント将軍にちなんでとのこと。

返還後、開発され、新しい街となっている。

f:id:BullBull-Musao:20190727164915j:image

昔の滑走路が南北の歩行者専用道路・緑道として、光が丘公園につながる。

 

意外にも、この光が丘公園の下の一部は、水道水の給水所となっている。

一部と言っても広大であるらしく、区部の西部に配水しているとのことである。

災害時には、給水所として機能する。
f:id:BullBull-Musao:20190723095643j:image

 

 

街の開発

 

陸軍の成増飛行場から、米軍のグラントハイツへ。

そして、返還され、街づくり。

1/3は、公園として整備された。

 

f:id:BullBull-Musao:20190727211648j:image
f:id:BullBull-Musao:20190727211641j:image
f:id:BullBull-Musao:20190727211634j:image

 

 

三等三角点 「下土支田」へ

 

光が丘公園の西、本覚寺の中に三等三角点「下土支田」がある。

 

f:id:BullBull-Musao:20190723095706j:image
f:id:BullBull-Musao:20190723095710j:image
f:id:BullBull-Musao:20190723095701j:image

 

寺院と神社が並んで建っている。

本覚寺の説明が現地に書かれている。

(概略は以下のとおり)

本覚寺は、日蓮宗の寺院で、創建は江戸時代初期。

本覚寺の菩薩像は、室町時代の作と伝えられ、近在はもちろん江戸市中からも信仰を集めていた。

北野神社(天満宮)とともに神仏習合時代のたたずまいを残している。

f:id:BullBull-Musao:20190723095819j:image

 

本覚寺の道路を挟んだお隣には、中仲寺がある。

仲台寺の説明も現地にあり、概略は以下のとおり。

仲台寺は、浄土宗の寺院で、天文年間(1532〜55年頃)に、現在の北区田端に創建された。

昭和20年戦災で焼失し、昭和36年、地元の要望で寺院小学校用地として提供し、この地に移転した。


f:id:BullBull-Musao:20190723095814j:image

 

三等三角点  「下土支田」

   練馬区旭町2丁目16  本覚寺境内

訪問日:2019年7月20日(土)

 

このWebページで使用している地図は、国土地理院地理空間情報ライブラリーからの地理院地図を加工したものであ。なお、以下の承認も受けている。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の地理院タイル(数値地図2500(土地条件))、地理院タイル(数値地図5000(土地利用))及び地理院タイル(土地利用図)を複製したものである。(承認番号 令元情複、第197号)