東急東横線の都立大学
が、現在は両大学ともに移転し、残ったのは駅名だけとなった。
自由が丘をはじめ、代官山から中目黒、祐天寺などとともに人気の街の一つとなっている。
呑川
呑川ほど可哀想な川もなかなか無いように思う。
川は本来、湧き水を源流として、流域に降った雨などを集め、各支流から集まって大きな川になっていく。
呑川も昔はそうだったのだろう。
しかし呑川は、都市化に伴い、流れ込む水も激減し、逆に生活排水が流れ込み、臭い、汚い川となってしまう。
また、都市化は、畑などの自然の調整池も無くなり、豪雨時には氾濫を起こしてしまう。
結果、臭いものには蓋をしろの理論で暗渠化され、さらに、下水道幹線として利用されることとなった。
ただ、現在は、落合水再生センターにて処理された再生水を神田川に放流するだけでなく、渋谷川・古川、目黒川、そして呑川の3河川に放流し、川の再生への取組みがなされている。
一部には、昔の開渠だった頃の名残りが見られる。
三等三角点 「西谷畑」
三等三角点 「西谷畑」は、東急東横線の都立大学駅近くにある。
しばらく進むと、宮前小学校の校庭が左手に見える。
宮前小学校は、傾斜地に建っている。
校庭は、呑川緑道と同じ低地側で、校舎は斜面に建っている。
その校舎の裏手の敷地に、三等三角点「西谷畑」はある。
(下り坂の左手が宮前小学校。ちょうど、角の草の辺りに三角点はある。)
(夏草で覆われて、三角点は確認が難しい。)
(三角点と思われる、保護のコンクリートを発見。)
管理者の理解、同伴の下、校舎の敷地内を探索した。
夏草に覆われて、なかなか特定するのは難しい状況であった。
とにかく、学校の先生、本当にありがとうございました。
ちなみに、国土地理院のサイトでは、以下のような三角点があるはずである。
三等三角点 「洗足」
この屋上に三等三角点「洗足」がある。
敷地内の庭などにあれば、見ることは可能だろうが、、
国土地理院の基準点等成果閲覧サービスによると下の写真のような三角点があるはずである。
病院の6階の窓からは、新宿の都庁、六本木の六本木ヒルズなども遠く見ることができる。
都会の三角点は、大学病院の屋上などを使わせてもらいながら、その存在意義を活かすことが出来ている。
三等三角点 「西谷畑」
目黒区八雲3-13付近 宮前小学校敷地内
三等三角点 「洗足」
訪問日 2019年7月25日(木)
このWebページで使用している地図は、国土地理院の地理空間情報ライブラリーからの地理院地図を加工したものであ。なお、以下の承認も受けている。
この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の地理院タイル(数値地図2500(土地条件))、地理院タイル(数値地図5000(土地利用))及び地理院タイル(土地利用図)を複製したものである。(承認番号 令元情複、第197号)