6月末に長年勤めていた会社を辞めて、現在失業中です。
次の仕事のために昔読んだ本や気になって購入した本を読んだりして過ごしてます。
私が勤めていた会社は、商業不動産デベロッパー。
と言っても開発業務は、限られた社員しか携われません。
幸運にも長い間、新規開発に携わることができました。
でも、私生活でもいつでも頭から仕事の事が離れられないのです。
食事中や街歩きしてても、
「あっ、これ使えるな!」
「このお店、ありだな!」
って感じです。
どんな仕事や業務も正解というものはないでしょう。
でも、商業って、土地の大きさやある場所、住んでいる人などが二つと同じ場所は無いのです。
その中にどんな施設・館を作るか、本当悩みます。
やはり頼りになるのは社会の動向を掴み、社会の見えない動きを感じること。
社会の底の大きな流れの方向性を知ろうとするしか無いのです。
それでは、今回の失業期間に読んだ本。
以前読んで、もう一度読み返しました。
アントニオ・ダマシオという脳神経学者の本です。
ダマシオって、学術書の著者名としては、日本語的には残念ですが、、、、
考えるとか意識とか心とかは、脳の作用であるという私たちの常識に疑問を示しています。
本の内容は書きませんが、ダマシオの考えに共感して、その考えから商業の方向性を思いつきました。
どういうことかというと、
内緒です。
あと、今読んでいるのは、
「都市計画の思想と場所ー日本近現代都市計画史ノート」です。
中島直人さんの著作。
まだ、半分くらいまでしか読んで無いですけど。
都市計画というと如何にも理系の人ように思えるでしょう。
そんなことないですよ。
本来の都市計画の目的はどういうものか、都市像を描いてきた先人の思い。
これも商業施設開発には、とても、とても、参考になります。
商業施設開発と街づくりは、基本的な思想は同じだと思います。
魅力的な街づくりと商業施設づくりって同じだと思います。
ウォルト・ディズニーが、ディズニーランドを作ってその競合として考えたのが、映画館でも無く、芝居小屋でも無く、生活のすべてだと言っていた記憶があります。
(不確かですので、他の人に言う前にちゃんと調べて下さいね。)
楽しい時間を過ごすという意味で、レストランも公園もショッピングモールもすべて競合になるのでしょうね。
ということで、失業中ではありますが、このように本を読んだり、年末までに出版予定の本の準備に勤しんでいます。
どんな本かと言うと、コロナ社会でも生き残るリアル店舗についてです。
乞うご期待!
いつもと違って「訪問記」で無くてすいません。
強引な言い方をすれば、私の心の訪問記です。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コロナ禍の中、熱中症もあり、皆様もお身体気を付けてお過ごし下さい。
2020年8月5日(水)