本のタイトルって、難しい

今週のお題「爆発」

 

昨年12月に本を出版させていただきました。

今週のお題「爆発」ですが、私は本のタイトルについてです。

 

いや〜、本のタイトルって難しいです。

リアル店舗 生き残りの「答え」 コロナ・Eコマース時代の商業の在り方』

というタイトルです。

 

リアル店舗 生き残りの「答え」!?

「答え」何て無いですよ!

「答え」があったら一番教えて欲しいのは私ですと、前書きに書いているのです。

 

出版社からこのタイトルの提案がありました。

「辞めてください! 「答え」何て無いです。 書いてもいません。」

と回答したのですけど、結局、了解しました。

了解したのですから、このタイトルを付けた全責任は私です。

 

生き残りの「答え」を知りたくて、

自分の財布からお金を出して、購入する人に対して申し訳ない気持ちです。

「答え」書いて無いですよ!

って、紙に書いて、書店を回りたい気持ちです。

 

私が書いたのは、リアル店舗はこう言う方向性に向かう必要があるのではないか、

というところです。

 

開き直って、「前書きをちゃんと読んでくださいね」って言う事もできるでしょう。

リアル店舗の生き残りの「答え」何て、そんなものあったらみんなやってるよ!

って言うことも出来るでしょう。

でも、自分自身、意外と前書きってあまりよく読まないですよね。

それにこんなタイトルなら、「答え」を期待してしまいますよね。

 

色々な地域性があります。

ある場所では上手くいったある業種の店舗も、別な場所では上手くいかない事が沢山あります。

成功した商品や運営方法でも、別の人がやると失敗する事もあります。

あるエリアでは支持受けた商品(価格も含めて)も別な地域では売れなかったりと。

リアル店舗には、何処でも通用する「正解」や「答え」は基本的には無いのです。

コンビニエンスストアとかは、例外です。でも、地域によって展開の方法(店舗レイアウト、駐車台数など)や商品を変えていますけど。

逆の言い方をすると、ある場所において「正解」や「答え」は沢山あります。

 

今、思うのは、

タイトル、やっぱり変えて貰えばよかった!

です。

私の頭の中が「爆発」しそうです!

 

Amazonのコメントは見ないようにしてます。

落ち込みます。自己嫌悪してしまいます。

 

ちなみに、下の本は私の知人が出版した本です。

 

現在の商業って、リアル店舗って、厳しい状況にあるんです。

そして、リアル店舗の集合体であるショッピングセンターやショッピングモールの経営も厳しい状況なのです。

 

これまでのやり方が通用しない時代になっています。

どの時代もそうでしょう。

時代の変化にあわせて、色々な物、ツールや使い方、やり方が変化してきたのですから。

 

社会全体が現在の当たり前に疑問を持って、常に新しいことに挑戦して欲しいですね。

 

最後に一言。

リアル店舗の生き残りの「答え」はありません!

個店レベルではあります。

でもそれは、

共通の、

何処でも通用する、

一般解としての「答え」ではありません。

 

2021年9月4日(土)