山手線内で1番高い、箱根山(その1)

今回は、山手線の内側で1番標高の高い、箱根山です。

場所は、新宿区です。

明治通りのちょっと東側の戸山公園にあります。

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現在の戸山公園は、尾張徳川家下屋敷が元となっています。

でも、その一部だけなのです。

17世紀の中頃に、尾張徳川家下屋敷となりました。

その総面積は、約13万6千坪(45万平方メートル、45ha)です。

明治通りの当たりからが昔の下屋敷の敷地だったのです。

そして、戸山荘と言われるようななったそうです。

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 (戸山公園内の説明版)

 

敷地ののほぼ中央に大泉水を掘り造ってあったようです。

敷地には、築山や渓谷もあり、田畑なども造られました。

一時荒廃したようですが、寛政年間(1700年代末)に復旧されました。

子沢山将軍、11将軍家斉の来遊が契機だったそうです。

 

明治期になり、陸軍の敷地となってそうです。

戸山学校用地などです。

 

その頃から築山が箱根山と呼ばれるようになったそうです。

昭和29年に今日の戸山公園となっています。

 

早速、箱根山に登山です。

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頂上への メインの登山口です!

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頂上に到着!

標高44.6m。

ちなむに標石は、水準点でも三角点でもないです。

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頂上からの景色は、木が邪魔です。

南方向、新宿方面です。docomo towerが見えます。

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この箱根山は、山手線内では1番高い山?なのです。

自然の山ではなく、人工的な山ではありますが。 

 標高地図では、こんな感じです。

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前々回の愛宕山より高いのです。

愛宕山は、頂上にある三角点は25.7mとなってます。

bullbull-musao.hatenablog.com

 

ということで、今回はここまでです。 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

訪問日: 2020年12月4日(金)

 このWebページで使用している地図は、国土地理院地理空間情報ライブラリーからの地理院地図を加工したものである。なお、以下の承認も受けている。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の地理院タイル(数値地図2500(土地条件))、地理院タイル(数値地図5000(土地利用))及び地理院タイル(土地利用図)を複製したものである。(承認番号 令元情複、第197号)

 

 

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